プロポリスとは
みつばちが採集した植物樹脂類と、みつばち自身の唾液成分を混ぜ合わせて作ったもので、色は褐色〜黒褐色調で独特の香りがあり、粘り気のある物質です。採取してくる植物や産地によって色や香りも少しずつ違いがあります。みつばちはこれを巣の内部に塗りつけて補強したり、巣の中を殺菌して、無菌に近い状態にしています。
有効成分
プロポリスの効能を生み出す主成分は、森林浴の原因物質とされているフラボノイドや、フィトンチッドなどであると考えられていますが、多種多様な薬理活性を持った成分がたくさんふくまれています。
民間療法
古代エジプト・ギリシャの時代から、この殺菌・防腐作用が知られており、貴重な民間療法薬として使用されました。 ヨーロッパでも古くから各地で、傷の殺菌や、感染症に効く薬品として、用いられてきました。この民間療法における効果から、医学的に系統的な研究が進み、現在では人体の役に立つ天然の生理活性物質として、高い評価を受けています。
プロポリスの作用
多くの研究者が、次のような作用のあることを認めています。
- 菌・糸状菌・ウイルスなどに対する抗生物質的効果
- 薬品・放射線などの副作用の軽減
- 鎮痛・麻酔作用
- 腫瘍の増殖に対する抑制
- 免疫機能の増強
- 抗アレルギー・抗炎症効果
- 傷治療の促進
プロポリス・エキスの使用法
湯のみなどの陶器に、半分くらい水をいれ、プロポリス・エキスを5〜10滴落としてお飲み下さい。体調にあわせてプロポリスの量を増やして、1日数回お飲み下さい。 【ガラスのコップなどで飲まれるとプロポリスが付着して洗ってもおちにくいですのでご注意ください。】